平成29年度事業報告

事業概況

  (1)概要
   

 平成29年度我が国経済は、4年半のアベノミクスの取組の下、長期にわたる景気の回復基調が続いています。バブル期を超え、戦後3番目の長さとなりました。
 今回の景気回復の特徴として、国民生活に密接な関係を持つ雇用や所得が大きく改善していることが挙げられます。生産年齢人口が減少するなかにあっても、就業者数は2012年と比べて185万人増加、うち女性は152万人増加しました。有効求人倍率は1.4倍を超えて高度成長期以来の高さとなり、さらに、高度成長期でも実現できなかった47全ての都道府県で1倍を超え、働きたい人が働ける経済環境をつくり出すなど、地方でも明るい動きがみられています。また、賃金についても、中小企業も含め多くの企業で4年連続のベースアップが実施されるなど、全国で経済の好循環が着実に回り始めています。 他方、タイトな労働需給を背景とした労働市場の人手不足感はバブル期並みとなっており、 それへの対応は、我が国経済の持続的な成長に向けた乗り越えるべき課題となっています。 働き方改革は、働く人のワーク・ライフ・バランスを改善するだけでなく、女性や高齢者の労働参加を促すことにより、潜在成長力の強化、所得や消費の底上げにつながるなど、経済面でも大きな影響を持ちます。
 当業界に目を向けてみると圧力計生産量は、前年比110.2%と10.2%増加しており、平成23年当時の生産個数に回復しつつあります。(経済産業省機械統計月報による) さて、平成29年度当工業会の事業として、第1に、JIS B 7529:2017蒸気圧式指示温度計が、平成29年8月21日改正。JIS B 7549:2017液体充満圧力式指示温度計は、平成29年8月21日制定されました。これにより、JIS B 7528水銀充満圧力式指示温度計は、廃止されました。改正・制定されたJIS BOOKを全会員へ配布した。
講師に温度計部会長 兵田計器工業且謦役営業本部長 浜田忠良氏に依頼し、11月24日(金)秋季理事会時「圧力式温度計JIS説明会(大阪会場)」参加者16名と、(東京会場)は、12月13日(水)京華スクエア第2会議室にて、前技術委員長の椛o葉測器製作所 代表取締役社長阿部正一氏も参加いただき8名で開催しました。
第2に、異業種工場視察会として、東京地区と関西地区の中間点にある大塚製薬椛ワ井工場見学を11月9日(木)に12名の参加で実施しました。生産ラインは定期点検で稼働していませんでしたが、サニタリ圧力計・サニタリデジタル圧力計が自動化ラインに装着されていました。屋外の各種タンク関係には、各社のステンレス圧力計が設置されておりました。特に今回、ビカ・ジャパン蒲lから2名の参加があり、実際の装置等に装着されている現場を見学でき有効な勉強会となりました。


  (2)会員の状況(平成30年6月5日現在)
 
28年度会員数 29年度会員数 増減
34社 30社 -4


  (3)役員の状況(平成30年6月5日現在)
 







1 役員数
  会長 1名、副会長 4名、常任理事 7名、理事 8名、計20名 
   
2 監事 1名
   
3 顧問 4名

  (4)会議
 







1 工業会運営関係
  1.1 第20回通常総会 29―6―2 
  於 静岡県熱海市「ホテルニューさがみや」
   

・平成28年度事業報告について
・平成28年度決算報告について
・平成29年度会費の額及び徴収方法(案)について
・平成29年度事業計画(案)について
・平成29年度予算計画(案)について
・技術委員長交代の報告について

     
  1.2 三役会
  第38回 29−7−13 於 京華スクエア 1F展示会準備室
   

・平成29年度計量記念日全国大会への協賛について
・温度計JIS制定・改正について状況報告
・PL保険契約締結について
・平成29年度「労働保険 年度更新 申請書」について
・次年度総会開催場所について

     
    第39回 30−2−22 於 京華スクエア1F会議室
    ・平成30度年間会議等日程計画について
・平成30年度計量功労者として日計振、計工連会長表彰および経済産業大臣表彰
 候補者推薦について
・任期満了による役員改選について
・会員企業優秀従業員表彰者推薦について
 協賛金について、25,000円から20,000円に減額することが承認された。 ・その他
     
  1.3 理事会
  第61回 29−4−20 於 京華スクエア第2会議室
    ・平成28年度事業報告について
・平成28年度決算報告について
・平成29年度会費の額及び徴収方法(案)について
・平成29度事業計画(案)について 
・平成29年度予算計画(案)について
・その他
   優秀従業員会長表彰候補者(案)について
   年間会議等日程計画について
   計量功労者表彰推薦について
   
     
    第62回 29−8−23 於 主婦会館プラザエフ8階 パンジー
    ・平成29年度「計量記念日全国大会」への協賛について
・蒸気圧式指示温度計JIS B 7529改正、液体充満圧力式指示温度計JIS制定について状況報告
・その他
 PL保険契約締結について
 平成29年度「労働保険 年度更新 申請書」について
 通常総会・優秀従業員表彰・懇親会会場についてアンケート結果報告
 理事会終了後 経済産業省講演会開催
 テーマ「最近の産業機械動向について」講演:産業機械課 山下課長補佐     
     
    第63回 29−11−24 於ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンター 4階会議室
    ・平成29年度中間決算報告の件
・大塚製薬椛ワ井工場見学報告
・平成30年新年賀詞交歓会開催場所、日程等確認について
・第21回通常総会開催場所、日程等確認について
・その他
 平成30年度会議等日程計画について
 西計器工業(株) 平成29年10月31日付退会について  
     
  1.4 監事会 30−4−12 於 当工業会事務所
    ・ 平成29年度会計監査 西監事入院につき、4月16日実施頂く
     
2 セミナー・講習会
  29−11−24 於ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンター
  「圧力式温度計JIS説明会(大阪会場)」受講者:16名
  講師:温度計部会長 兵田計器工業且謦役営業本部長 浜田忠良氏
     
  29−12−13 於京華スクエア 2F会議室
 「圧力式温度計JIS説明会(東京会場)」受講者:8名
     
3 委員会・ヒアリング
   29−5−31 於 経済産業省 JISC専門委員会
 日本工業標準調査会 標準第一部会第9回 基盤技術専門委員会(対面審議)  
 浜田部会長、佐藤技術委員長、事務局出席 これにて最終となる
     
   30−3−27 於 工業会事務所
 水銀使用製品の表示等情報提供の方法に関するヒアリング調査
 株式会社エックス都市研究所 阿南隆史氏・小林舞衣氏
 環境省水銀対策推進室 大江沙知子氏、経済産業省産業機械課 村中係長 
 対応者:技術委員長 佐藤浩二(長野計器葛Z術部長)、事務局    
     
4  外部説明会・ 展示会見学・他
  4.1 Fooma Japan 2017見学      29−6−14
   東京ビックサイト     事務局
     
  4.2 インターフェックス 2017見学   29−6−28
    東京ビックサイト     事務局
     
  4.3 「2017年版 通商白書」説明会 聴講  29−8−2
    松屋アネックス    事務局出席
     
  4.4 「新産業構造ビジョン」研修会  聴講  29−8−28
    松屋アネックス    事務局出席
     
  4.5 故甲田昌路氏 お別れの会 出席   29―9―1
    上田東急REIホテル    事務局出席
     
  4.6 経済統計セミナー   聴講       29―9―28  
    松屋アネックス    事務局出席
     
  4.7 平成29年度 「経済財政白書」聴講   29―9―28
    松屋アネックス    事務局出席
     
  4.8 説明会「平成30年度 経済産業政策の重点」聴講  29―10―10
    松屋アネックス    事務局出席
     
  4.9 経済統計セミナー   聴講  29−12−15
    産業人材研修センター(霞会館) 事務局出席
     
  4.10 経済統計セミナー   聴講  30−2−7
    産業人材研修センター(霞会館) 事務局出席
     
  4.11 経済産業事務次官講演会 「経済産業政策の課題と展望」聴講   30−2−15
    KKRホテル東京 11階 「孔雀の間」 事務局出席
     
  4.12 故阿部正一氏 お別れの会・偲ぶ会 出席  30−3−6
    東天紅上野本店    事務局出席
     
  4.13 経済統計セミナー   聴講    30−3−15
    産業人材研修センター(霞会館) 事務局出席
     
4 計量団体関係
  5.1 (一社)日本計量機器工業連合会第5回定時総会  29−5−23
    ホテルオークラ 山本副会長、事務局出席
     
  5.2 (一社)日本計量振興協会 第5回定時総会  29−5−25
    インターコンチネンタル東京ベイ 山本副会長、事務局出席
     
  5.3 計量記念日組織委員会  29−6−6
    主婦会館   事務局出席
     
  5.4 平成29年度計量記念日全国大会   29−11−1
    インターコンチネンタル東京ベイ  山本副会長、事務局出席
     
  5.5 平成30年計量団体・業界・機関合同賀詞交歓会  30−1−10
    グランドアーク半蔵門  山本、田村、岡田、田中各副会長、西監事、事務局出席
     
  5.6 (一社)日本計量機器工業連合会 新年賀詞交歓会・講演会   
   30−1―16
    明治記念館     事務局出席    

  (5)新年賀詞交歓会開催
 



30−1―11 於 主婦会館プラザエフ
 

来賓に経済産業省産業機械課、(国研)産業技術総合研究所、(一社)日本計量機器工業連合会、(一社)日本計量振興協会、鞄本計量新報社を迎え、会員、事務局合せ41名が参加した。


  (6)圧力計・金属製温度計生産量
  
   
圧力計(個数)
 

 経済産業省 大臣官房調査統計グループ 鉱工業動態統計室機械統計月報によると 、平成28年1月〜平成28年12月の生産個数は9,830,504個あり、平成29年1月〜平成29年12月の生産個数は10,838,288個であった。前年比110.2%と10.2%増加とな った。当工業会会員報告によると、平成28年4月〜平成29年3月の生産個数は8,498,282個であり、平成29年4月〜平成30年3月の生産個数は18,581,990個で前年比218.7%と大幅な増加となった。 機種別にみると60mm以下は前年比223.2%と大幅な増加となり、75mm以上は前年比192.8%であった。この数値は、圧力計生産企業数22社に対し生産報告企業数15社で生産報告回収率68.2%のデータであり7社の報告が未提出によります。

   
金属製温度計(個数)
 

 当工業会会員報告によると、平成28年4月〜平成29年3月の生産個数は117,655個であり、平成29年4月〜平成30年3月の生産個数は146,244個で前年比124.3%と増加となった。この数値は金属製温度計生産企業数8社に対し、生産報告企業数5社で生産報告回収率62.5%のデータであり、3社からの報告が未提出でした。



  (7)製造物賠償責任保険
 



 

平成7年7月1日に施行された生産物賠償責任保険(PL法)により、製造事業者として賠償責任の対応を義務づけられ、当工業会は初年度から団体保険に加入している。

〇平成29年度団体扱い加入明細は次のとおり
  関東地区会員:8社、 関西地区会員:11社
  保険期間:平成29年7月1日〜平成30年7月1日
  保険料  関東地区 290,676円   関西地区 452,716円   
  合  計 743,392円
  AIU保険会社代理店(平成30年よりAIGに社名変更)
  関東地区:首都圏保険センター
  関西地区:潟Aフィニティ・インシュアランスグループ


  (8)顕彰関係
 







・ 経済産業大臣表彰受賞
 

平成29年11月1日
当工業会推薦 潟iガノ計装 取締役 阿部正一氏(当工業会前技術委員長) 日新計器 代表取締役 吉川憲司氏(当工業会常任理事)

   
会員企業代表者の受賞
  平成29年5月23日
(一社)日本計量機器工業連合会 計量機器事業振興功労者顕彰 当工業会推薦  該当者なし

平成29年5月25日
・(一社)日本計量振興協会 計量功労者会長表彰
当工業会推薦  兜i川測器製作所 代表取締役 細田純代氏(当工業会理事)
   



平成30年度事業計画

 平成 29 年度の我が国経済をみると、アベノミクスの推進により、雇用・所得環境の改善が続く中で、緩やかに回復している。海外経済が回復する下で、輸出や生産の持ち直しが続くとともに、個人消費や民間設備投資が持ち直すなど民需が改善し、経済の好循環が実現しつつあります。物価の動向をみると、原油価格の上昇の影響等により、消費者物価(総合)は前年比で上昇しており、平成 29 年度の実質国内総生産(実質GDP)成長率は1.9%程度、名目国内総生産(名目GDP)成長率は 2.0%程度と見込まれる。また、消費者物価(総合)は 0.7%程度の上昇と見込まれています。

 このような状況の中、当工業会としては会員企業間および、行政機関、計量団体との連携をより深め情報収集に努め、活用し、会員企業にとって有益となる展開を図っていきたい。

 

  1.三役会
 
   

 常に魅力ある工業会とは何かを考え、業界においての情報交換を密にし、基本的に中小製造事業者単独ではなかなか出来ないことを工業会として取り組むことが肝要であり、会員にとって有益な事業の模索検討、意見交換を行い、具体的な事業を打ち出していく。


  2.事務局
 
   

 「会員のために」のモットーを継続し、会員各位に各種情報を素早く提供することが事務局としての大きな役割であり、可能な限り情報提供を行う。   会費の管理運営及び理事会、三役会、総会、技術委員会、活性化委員会、異業種工場見学会等の設定及び所管の経済産業省、(国研)産業技術総合研究所、計量団体との窓口となって当工業会のスムーズな運営を図る。 工業会規格の充満式温度計及びバイメタル式温度計 JPT 2302 : 2011 の改定を事務局として技術委員会と連携して行う。


  3.技術委員会
 
   
1.  充満式温度計及びバイメタル式温度計 JPT 2302 : 2011 の改定 液体充満圧力式温度計JIS B 7549:2017の制定、JIS B 7529:2017蒸気圧式温度計の改正に則り、工業会規格JPT 2302 : 2011 の改定を温度計部会長浜田忠良氏(兵田計器工業梶jを中心に、技術委員会を開催し、改定します。
   

〇 技術委員会の委員及び構成会員企業
(新)委員長 佐藤 浩二 長野計器株式会社  
副委員長 仙波 成行 旭計器工業株式会社 圧力計部会長
副委員長 浜田 忠良 兵田計器工業株式会社 温度計部会長
委 員 中村 徳ニ 株式会社荏原計器製作所  
委 員 岡田 延孝 株式会社岡田計器製作所  
委 員 忽那 靖男
こつな やすお
株式会社第一計器製作所  
委 員 生駒 博之 株式会社大東計器製作所  
委 員 田中仁一郎 株式会社田中製作所  
委 員 小町  宝 東洋計器興業株式会社  
委 員 片岡 誠一郎 株式会社長野汎用計器製作所  
委 員 松枝 國博 日新計器株式会社  
委 員 山本 信太郎 山本計器製造株式会社  
事務局 池田 吾朗    
*委員については、再度各企業にて選出予定
     
  4.活性化委員会
    マンネリ化を回避し本工業会を更に活性化させる意で、会員にとって意義ある事業の展開を図る。
1. 新規会員入会勧誘活動
   
2. 講師を招いてのセミナー開催
   
3. 異業種工場見学会の実施
   
4. 工業会のあり方研究

  活性化委員会の委員及び構成会員企業

  委 員 岡田 延孝 株式会社岡田計器製作所
  委 員 西野 寧一 株式会社西野製作所
  委 員 黒田 俊一 株式会社第一計器製作所
  オブザーバー 山本 信太郎 山本計器製造株式会社
  事務局 池田 吾朗  
*委員長は、活性化委員会において委員長を選出予定
   
  5.顕彰関係
    計量功労に関して会員各位の励みともなる、経済産業大臣表彰、計量団体表彰等の基準適合者を関係機関へ推薦する。


 
ページの先頭へ戻る

  〒104-0032
東京都中央区八丁堀二丁目1番2号
TEL:03-3551-7676 FAX:03-3551-3251
COPYRIGHT by JPTMA.2003.10